今回は、 USCPA を グアム の試験会場で 受験 する上でのメリットや懸念点、体験談などをお伝えします。
こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。
「USCPAの試験をどこで受けようか迷っている」
「グアム会場で受験したいので情報が欲しい 」
「USCPAを海外で学習している 」
本日は、そういう人向けに、 USCPA を グアム の試験会場で 受験 してみた体験談を共有したいと思います。
この記事を読むことで、
グアムで受験するメリットや懸念点を知るすることができ、また体験談を聞くことで、グアム受験のイメージが沸くと思います。
私自身、2018年10月中旬ごろにグアムでUSCPAの受験をしてますので、そのときの体験がご参考になるかと思います。
USCPA ( 米国公認会計士 ) を グアム の試験会場で 受験 してみた【レビュー】
グアム会場で受験するメリット
まず、グアム会場で受験するメリットについてですが、個人的に最もメリットだと感じたのは、
トータルでの受験費用が日本で受けるよりも抑えられる
という点です。
日本で受験勉強されている方には参考にならないと思いますが、特に東南アジアなどの海外で受験勉強されている方は、日本で受験するにしてもどのみち航空費がかかりますよね。
それでしたら、日本に帰国して受験するよりもグアムに行って受験した方が、追加で宿泊費がかかったとしても全体的には費用が抑えられます。
USCPAの受験料は、仮にストレートで受かったとしても1科目あたり$208(22,880円※)かかるので、
かかることになります。
※$1 = 110円で計算
日本での受験ですと追加で1科目あたり$356(39,160円※)チャージされますので、1科目あたり(22,880円 + 39,160円) = 62,040円かかることになります。
4科目合計で
になりますね。
非常に高いです。たぶん、資格の中ですと最高峰の受験料の高さです(汗)。
グアム受験の場合も追加で1科目あたり$140(15,400円※)チャージされるので、1科目あたり(22,880円 + 15,400円 ) = 38,280円かかることになります。
4科目合計で
ということになりますね。
つまり、差額の
がグアムで受ける場合抑えられる費用ということになりますね。
東南アジアなどに国々で受験勉強されている場合でしたら、日本に帰国するのもグアムに行くのも航空費はそこまで変わらないので、宿泊費のことを考えてもグアムで受験した方が安あがりです!
ちなみにグアムの宿泊費は、東南アジアなどに比べてかなり高めですが、1泊7500円くらいからあります。
ということで、海外で受験勉強されている方は、費用的にグアムで受験することで費用を抑えられるというメリットがありますね。
もう一つのメリットが、
受験後にリゾート地で少し息抜きができる
という点ですね。
あまり遊び過ぎると、上記であげた費用面のメリットが意味なくなってしまいますが(笑)
受験日まで頑張った自分へのご褒美にピッタリだと思います!
やはり、メリハリをつけることはモチベーションをキープする上でも大事だと考えてまして、
受験日まではあらゆる娯楽含め我慢する!その代わりに受験が終わったら自分にご褒美をあげよう!
のようにすると試験日まで頑張れると思います。
私の場合も受験が終わった後、少しグアムをプチ一人旅しまして、タモンビーチから10キロほど西にあるハガニアというところに行きました。
(ハガニアのビーチ)
(チャモロビレッジ)
(グアム博物館の前)
ハガニア旅については、また別記事で一人旅のカテゴリーで書こうかなと思います。
ということで、日本で受験ですと試験を受けて終わりだと思いますが、グアムはリゾート地ですので、受験後のご褒美に遊んだり観光したりできて一石二鳥なところはメリットだと思います。
グアム会場で受験する上での懸念点
グアム受験のメリットについて話してきましたが、グアム受験をする上での注意すべきところもあります。
一つは、日本で受験勉強されている方にとっては、日本で受験する場合に比べて
受験できるタイミングの自由度が下がる
という点がありますね。
USCPAの優れている点として、受験できる日が毎年多くあり、自分のタイミングで受験できるところですよね。これによって、1科目づつ受験することも可能なわけですが、グアムで受けるなら渡航できるタイミングはある程度拘束されると思いますし、最低でも2科目同時受験という形になると思うので、日本滞在の方にとっては懸念点になるかと思います。
また、懸念点として
基本、すべて英語での説明になる
というのがありますね。
グアムは、アメリカ合衆国の一部なので当たり前ですが、試験会場での受験における説明からグアム滞在中に利用するあらゆる施設でのコミュニケーションはすべて英語になります。
観光客が多いので、たまに片言の日本語で話しかけてくる人はいます(笑)
一応懸念点として英語を挙げてますが、USCPAはアメリカの公認会計士資格なので、多くの方にとっては特に懸念点にはならないかもしれないですね。
最後に私が最も懸念すべき点だと思っていることなのですが、
受験会場が宿泊施設の集まる場所からすこし距離がある
という点です。
次の『グアム受験の体験談』のところで詳しく話しますが、宿泊施設の集まる場所から試験会場まで約2.5キロくらいあり、電車やバスは特にないので、基本歩きかタクシーになると思います。
事前に試験会場の場所をしっかりと確認し、できるだけ近くの宿泊施設に泊まって、試験前日くらいに当日のシミュレーションを実際にやった方がいいです。
私は実際に前日、当日歩くルートを歩いて、試験会場の下見をしました。
それによって、だいたいどれくらい時間がかかるのかもわかりますし、わからないことが減った分、当日緊張もあまりしませんでした。
基本的に人が緊張したり、不安に思ったりするのは、不確実な情報が多いことが理由なので、ギリギリまで勉強するよりも、前もって下見をして当日のコンディションを整える動きをした方が結果が出ると思います!
グアム受験の体験談
グアム受験の体験談についてお話していこうと思います。
ちなみにグアムのマップって見たことありますかね?
こんな感じです。
星マークがついているところが、空港や宿泊施設の集まるタモンビーチあたり、試験会場になります。
半径5キロ以内くらいに必要な施設がすべて集まっている感じです。
赤くまるをつけてる場所が試験会場です。星マークにBank of Guamがあるところですね。
私が滞在していたのが、試験会場から少し左にある星マークのPacific Bay Hotelというところです。
このホテルは、タモンビーチ近くの宿泊施設が集まる場所なのですが、赤まるをつけた試験会場まで約2.5キロあります(汗)
試験会場がある建物までは、特に電車やバスとかはないので、基本タクシーか歩きになります。
グアムと言えどもアメリカなので、物価が高いです。ちょっとタクシー乗っただけで、$20(2,200円※)近くかかります。私も空港から宿まで15分くらいタクシーに乗ったのですが、$20かかりました。
※$1 = 110円で計算
ということで、私は毎朝30分くらいかけて歩いて試験会場まで行きました。
ちなみに1日目はあいにくの雨でして、傘もなく、朝早くてコンビニもやってなく、ホテルにも置きがないと言われ、雨の中歩いて行きました(笑)
すこし泣きたくなりました。
でも、テンションを下げたら合否に関わると思ったので、「これは、神に与えられた試練である!試練は、乗り越えられる者にしか課されない!」とか中二病のようなことを考えながら、乗り切りました。
でも試験中は寒かったです。
エアコンが結構効いてるので、何か羽織るものは忘れずに持っていくことをおすすめしますよ。
4日間とも午前8時試験開始で予約していました。なので、1時間前には試験会場付近に到着できるように6時ちょい前に起きて、準備して30分歩いて向いました。
試験会場の近くにはマクドナルドがあるので、1時間前にそこに到着し、毎朝30分くらい朝マックをして、エネルギーを補充してました。
朝ごはんはしっかり食べないと、4時間もある試験中、確実にエネルギー切れになるので、朝ごはんは食べましょう!
赤いまるのあるところが試験会場で、交差点を挟んだ青いまるの場所がマクドナルドです。
私が受験したのは、10月のハロウィンの時期だったので、お店の中が可愛く装飾されてました!
朝マックを済ませ、だいたい試験開始の30分くらい前に試験会場のある建物に入りました。
この建物です。
グアムにある建物は、ホテル以外は高層のものがほとんどなく、試験会場も4階建てくらいで横に広いタイプの建物でした。
ここが試験会場の入り口ですね。確か3階だったと思います。
ちなみに1階のことをGrand Floorと言い、2階をFirst Floorと言うので気をつけてくださいね。
3階に行く場合は、2FLのボタンを押します。
試験中は、15分の休憩が与えられます。
テストスレット1、2が終わった後の休憩は、時間が止まるので、しっかりと休憩しましょう!
目安ですが、1時間40分くらいは残した状態で休憩できるようにしましょう。
USCPAは、時間配分がかなり重要です。
私は、1日目のFARで時間配分をミスって、休憩の段階で残り1時間15分くらいしか残ってませんでした(汗)
「やべぇ~」と思いましたよ。
ただ、後半のテストスレット4くらいで明らかに難易度の高い問題があり、「これは採点されない問題で間違いない」と判断し、バッサリと捨てました。
ホントはあまりバッサリ捨てるのはやめた方がいいですが、時間が全然足りなかったので、残り時間で取れる点数を最大化するために捨てる判断をしました。
幸い、判断はおそらく的中してまして、合格することができました。
ちなみに今でも思うのですが、もしこのとき時間配分をミスったことで、焦ったり、あきらめていたら確実に不合格だったと思います。「ミスったから無理だ」ってなると大幅に集中力が削がれますよね。
ですので、状況がどうであれ過ぎたことは気にせず、常に「今ある時間とエネルギーで取れる点数を最大化するには、どうすれば良いか?」と前を向いて考える癖をつけるのが良いかと思います。
受験当日までしっかりと学習された方であれば、最終的に合否を分けるのは当日のコンディションやメンタルです!
ここは、スポーツの試合と同じだと思います。
次に、15分間の休憩中に何をするかですが、
- トイレに行くこと
- 水を飲むこと
- スニッカーズを食べること
- 頭を休めること
です。
食べるものは何でもいいんですけど、ここで絶対にエネルギー補給した方がいいです。後半のコンディション(集中力)に大きく影響すると考えてます。
私は、前日にコンビニでスニッカーズを買っておいて、休憩中にエネルギー補給しました。
試験当日の体験談に関しては、このくらいですかね。
また、気が向いたら試験当日の過ごし方のみをまとめて記事にするかもしれないです。
試験が終わった後はもう、開放感がハンパないっす!
この何とも言えない開放感と快感を感じるために難しい試験に挑戦しているのではないかと思えるほど、癖になる感覚です。
ちなみに試験後は、毎日マイクロネシアモールという大きなショッピングモールのフードコートでお昼ごはんを食べてました。
このマップの青まるで囲っているところですね。
星マークがついている、ホテルと試験会場とマイクロネシアモールの3つを結んだ3角形を私の中で、グアムの魔のトライアングルと呼んでまして、4日間とも7キロくらい歩き倒しました。
フードコートには、日本食もありまして、$6.5~$10くらいで食べることができ、ボリュームもアメリカの如く多いのでコスパが最高でした!
この流れを4日間ループする感じです。
試験後にハガニアというところにご褒美として観光もしたのですが、そのことについてはまた別の記事にて書こうと思います。
ということで、
まとめ
費用が抑えられ、かつご褒美に観光もできるのがメリット
受験タイミングの自由度が下がる、英会話が必要になる、試験会場が宿泊施設地帯から遠いというのが懸念点
グアム会場での受験は、ハードルが高いと感じる方も多いと思いますが、しっかりと前日に下見をすれば不確実性も減らせますし、受験と一緒に観光も楽しめるので、おすすめです。
特に私のように海外で受験勉強されている方には費用面でもトータルで安あがりなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
その他、USCPAについて興味がある方は下記の記事もご参考にされてみてください。
【参考】↓
『USCPA(米国公認会計士)をおすすめする、3つの理由』
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
他にもっと詳しく聞きたいこと、質問などがありましたら、
コメントかツイッターからご質問くださいね。
ゆう
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