話せる英語力 を 最速 で習得する 3つの 英語学習 ステップ

留学・語学

今回は、 TOEIC などのペーパーテストの点数UPではなく、 話せる英語力 を 最速 で習得するための3つの 英語学習 ステップ についてお伝えします。

 

 

こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。

本日は、

TOEICの点数UPではなく、英会話力を伸ばしたい!

英語が話せるようになるまでの学習ステップを知りたい!

という人向けに、 話せる英語 を習得するまでの 英語学習 ステップ を3つに分けて、お話しようと思います。

この記事を読むことで、
人は本来どのような流れで言語を習得しているのかがわかり、英会話力を伸ばすためにまず何から学習すべきなのかがわかるようになるかと思います。

英語学習の流れを意識せずに学習を続けてしまうとなかなか英語が話せるようにならなかったり、話せるようになったとしても時間がより多くかかりますので、今回お伝えすることを参考にしてもらえればと思います。

私自身、高校卒業までは日本で教育を受け、その後はオーストラリアに3年半留学し、現在は海外で仕事をしています。日本とオーストラリアの両国で英語教育を受けたため、それぞれの教育の違い日本人が英語で躓くポイントがわかりますので、参考になるところがあるかと思います。

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話せる英語力 を 最速 で習得する 3つの 英語学習 ステップ

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最低限(中学レベル)の単語、文法を抑える

 

まず最初にすべきことは、

最低限の単語と文法を抑える

ということです。

海外に留学すれば、英語なんて話せるようになるっしょ!

みたいな軽い気持ちで留学する人もいると思いますが、だいたい大して英会話力も伸びずに、以前『留学は8割失敗する。 留学で失敗する人の特徴 とは?』の記事でお伝えしたような、留学が長期観光になってしまうパターンになりますね。

その理由は単純でして、

留学しようとしまいと、英語を話せるようになるために必要な単語や文法は変わらないので、どのみち覚える必要があるためです。

ですので、この最低限覚えるべきことは、海外にいなくてもできることなので、日本にいらっしゃる方は、まずここから始めるべき、ということですね。

 

では、その最低限の単語と文法とは何か?ということですが、結論から言いますと、

中学レベルの単語と文法

が最低限です。

日本で高校まで英語を学習していれば、中学英語レベルの単語や文法は、そこまで難しく感じないかと思います。

ここで、

なぜ、中学レベルの単語と文法までで良いの?

と疑問が沸いたかと思いますが、その理由は、

中学レベルの英単語と文法がわかっていれば、基本的な英会話はできてしまうから

です。

 

え?そうなの?

と思ったかもしれませんね。

実際そうなんです。

大学で習うような難しい単語や文法を知っていても、普段の生活で使わないものがほとんどですし、逆に日常生活で使うような基本的な単語や文法は、中学英語に多く含まれているのです。

また、

TOEIC900点Overです。でも英会話はできません。

という人がいるように、慣れていないと、いくら難しい単語や文法を知っていたとしても、実際の英会話となると中学校で習ったような基本的なことしか話せないです。

逆に中学レベルの単語や文法がわからなければ、簡単なコミュニケーションも難しくなってしまうので、その状態で留学や海外就職などで海外に出ても、基本的なことを学ぶまでは厳しい戦いになるかと思います。

ですので、まずやるべきことは、中学校で習うような基本的な単語や文法をしっかりと習得することです!

英語でコミュニケーションをする環境を整え、英語で聞き、考え、話す

 

次のステップとしては、

英語でコミュニケーションする環境を整える

です。

人は本来、

聞く
話す
読む
書く

の順番に言語を習得していきます。

あなたがまだ幼かった頃を想像してみてほしいのですが、この順番で日本語を習得していたはずです。

英語も言語なので、基本的には同じです。

ただ、上述の通り最低限の単語と文法がわかっていれば、むしろ早く言語を学習できます。

ですので、最低限の単語と文法をしっかりと習得したならば、カタコトでもコミュニケーションができれば十分なので、実際に英語を使える環境を作って、どんどん聞いて、マネして話すを繰り返してください。

このタイミングで海外留学したり、海外就職するのが良いかと思います。

ちなみに海外就職については、以前『海外就職するために必要なこと【概要】』という記事に書いてますので、興味のある方は参考にされてみてください。

逆に最低限の英単語と文法はわかっているのに、さらに難しい単語や文法を覚え続けたりする行為は、スライムやちょっと強めのスライムを倒しまくっているようなものだと、私は考えてます。

もちろん、

就活や昇格のためにTOEICで点を取りたい!

MBA進学のためにTOFLEで点数が必要だ!

のようなペーパーテストの英語力を証明することが目的なら、まったく問題ないですが、

今回のテーマのように

話せる英語力を習得したい!

が目的の場合は、遠回りです。

 

机にしがみついてないで、外に出ましょう!

人と会って、英語で話しましょう!

これは、あくまで私の経験上の話ですけども、留学などで英会話力が伸びている人って、学校で成績が優秀だったタイプではなくて人と会ってお話するのが好きな社交的なタイプです。もう伸び方が違います。

もしくは、普段から考えごともすべて英語でやる、いわゆる英語脳を意識してトレーニングしている人です。私は、スピーチ学習法と呼んでるのですが、具体的な学習法は、また後々記事にしていきますね。

ということで、最低限の単語と文法を身に着けたら、海外に出て積極的に人と会って話す機会を増やしましょう!ということですね。

 

ただ、よく

友達も英語圏外からの外国人で、お互いネイティブではないからあまり英会話力は伸びないのではないか?

と考える人がいますが、

大丈夫です。
伸びます。

英語を聞いて、英語で考えて、英語を話す

という習慣をつけることが大事なんですね。

バイリンガルは、基本的に日本語と英語を頭の中で翻訳などしてないです。

考えていることを、イメージをそのまま英語で話しているんですね。

英語を聞いて、英語で考えて、英語で話すというのに慣れないと言葉が出てこないので、慣れるためには単純にコミュニケーション量を増やす必要があります。

ネイティブとのコミュニケーションの方が正しい表現や言葉の使い方を学ぶことはできるので、なお良いですが、英語脳の状態に慣れ英会話力を伸ばすという点ではネイティブでなくても大丈夫です。

ただ、相手のアクセントが移らないように気をつけてくださいね(笑)

私の周りにもバンコクに数年いて、タイ人アクセントになっている人がいます。

その他(発音やより高度な単語文法、文化的な知識など)をより高度に磨く

 

最初に説明した2つのステップで、半年も続けるとある程度英語でのコミュニケーションってできるようになります。

もちろん、仕事での交渉事などは別の話ですけど、海外での日常生活においてはストレスになることは減るでしょう。

とは言え、英語をネイティブのようなレベルで話すにはもっともっといろんな問題をクリアする必要は出てきますね。

英語は聞き取れるし、単語の意味もわかるけど、どういう意味か分からない、、、

なんてことも出てきますしね。

言語は、文化の中で進化してきたものですから、文化的なところがわからないと、文化的に共有された知識がなくて、ジョークを言われても「何が面白いのかがわからん!」ということになるんですよね。

例えばですけど、日本のauの携帯のコマーシャルって人気だと思いますけど、あれは3太郎の物語を我々日本人は共有しているから、面白いと思える部分もあると思いますが、それを知らない外国人からしたら、何のこっちゃわからないですよね?

なので、英語もより深く理解しようと思ったら、単純な言語だけでなく、共有された文化的な知識を知っていく必要が出てきますね。

 

また、発音についてですが、これは最初はあまり気にしなくて大丈夫ですが、人とたくさん英語でコミュニケーションしながら少しずつ修正していきましょう。

日本人は、自分の発音が気になって、なかなか話せない人も結構いますが、覚えておいてほしいのは、

私たちは外国人である

ということです。

つまり、私たちは英語のネイティブではありません。

英語をネイティブのような発音で話せる必要はないんですね。

逆の例ですけど、日本語がペラペラな外国人のタレントさんとかいますよね。

でも話しているのを聞いて日本語のネイティブではないなとはわかりますよね?

それでも特に不快でもないですし、理解できますよね。

私たちが英語を話すときも同じことです。

私たちの発音に癖があるからと言って、それに対して不快に思ったりする人はいないです。

 

また、英語はLingua granca(世界共通語)なので、いろんな人が話します。

各国のネイティブでない人達が発音はあまり良くなくても堂々と話しています。

同じ英語圏でも発音がまったく違います。

ここらへんは、以前書いた『世界人口の内約17.5億人が英語話者で、その約78%が非ネイティブという事実について思うこと』という記事が参考になるかと思います。

ですから、英語はまず相手に伝えることができる、ということを意識してあまり発音を気にしすぎないようにしてくださいね。

それで、コミュニケーションしていく中で徐々に発音も改善していけるようにしましょう!

 

まとめ

ということで、話せる英語力を最速で習得する3つの英語学習ステップは、

中学レベルの最低限(中学レベル)の単語、文法を抑えること

英語でコミュニケーションをする環境を整え英語で聞き考え話すこと

その他(発音やより高度な単語文法文化的な知識など)をより高度に磨くこと

です。

 

もし、あなたが今まったくの英語初心者なら、中学レベルの単語や文法を習得することから始めましょう!

もし、あなたが中学レベル以上の単語や文法を習得済みなら、海外に出る方法や時期を模索するか、日本でも英会話できる環境をどうすれば整えられるかを考えましょう!

 

それでは、
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

他にもっと詳しく聞きたいこと、質問などがありましたら、
コメントかツイッターからご質問くださいね。

 

ゆう

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