今回は、 海外大学 を 早期卒業 した経験から感じた、 海外 と 日本 の 違い についてお伝えしたいと思います。
こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。
本日は、私がオーストラリアの大学に留学していたときに感じた、海外と日本の違いについてお話しします。
海外 と 日本 の 違い : 海外大学 を交渉で 早期卒業 した話
私は、高校を卒業した後、オーストラリアの大学に進学しました。
最初の10か月は、語学学校に通いIELTS6.0を取ってカレッジに進学、
次の1年は、カレッジで勉強して成績を取り、大学2年目に編入
残りの約1年半は、大学2年生、3年生を過ごし卒業
という感じで、計3年半留学してました。
この間に大学をカレッジも含めて実質2年半で卒業しています。
※オーストラリアの大学は、基本3年制
2年半で大学を卒業したと聞くと
「2年半でちゃんと必要な勉強できるのか?」
と思う人もいると思いますが、早期卒業できた理由は2つありまして、一つが
サマースクール(夏休みも学校で勉強する)を使って、単位を取った
ことでして、
もう一つが、今回のテーマで日本と海外に違いを感じた部分なのですが、それが
交渉したことで必要科目を取らずに進学できた
という点です。
一言で言うと、
海外の方が現場の判断が多く(現場の力が強い)、交渉力が大きな力を持つ場合がある
ということをその時感じました。
日本だと決められたルール通りにやると思うので、あまり交渉する機会や余地って少ないと思うのですが、オーストラリア含め、英語圏の国では、この「交渉」はとても大きな力になります。
私は、カレッジ(大学1年目に相当)で経営学を専攻していました。
カレッジでビジネス科目を選択する場合、一年目なので、経営学のみでなく、経済や会計、金融、マーケティング、統計、ヒューマンリソースなどを一通り学ぶのですが、私は経営学はそこまで得意ではなく、金融や経済が得意で興味があることに気づいて、大学の2年目に編入する際には、応用金融学士のコースに行こうと考えました。
そのためには、カレッジのコースを経営学から、コマース(商学)に変更する必要があり、進学アドバイザーに相談しに行きました。
そして、2年目に応用金融学に行くためには、数学の単位を取らなくてはいけないことを知りました。
ただその場合、その科目を一つ取るために1semester (1学期=約半年)遅れることになります。
それは何としても避けたかったので、「交渉」をしました。
私は、上記で書いたように金融学と経済学が得意で、成績はHigh Distinction (一番上のグレード)でした。
※この数学の単位は金融学を学ぶ上での基礎的な数学を身に付けるという位置づけのものでした。
そこで、私は
「金融学と経済学で良い成績を取っているので、数学のレベルはある程度あるはずだし、わざわざ数学の科目を取る必要はないのではないか」
と半分無理やり交渉してみました。
そしたら、アドバイザーの人は一通り私の成績を確認した後
「そうね、あなたは数学の科目を取る必要はないわ」
とあっさり認めてくれ、すんなりコースを変更することができました。
これは、かなりラッキーなケースだったのかもしれませんが、現場の判断が日本とは異なるなと感じたのと、ある程度合理的だと思ったら、多少図々しくても積極的に「交渉」してみる重要性をとても強く感じました。
また、これは聞いた話ですが、海外の大学院に進学するときにPrerequisite(履行必須の科目)として入学前に必要な科目の条件があるのですが、これも日本人なら律儀に全てを満たしてから進学を考えると思いますが、交渉をして完全に条件が満たされなくても進学できるケースがあるようです。
もちろん、職務経験や他の資格等がPrerequisite相当だったりして、そこに合理性があることが前提です。
これから、留学しようとしている方も
「日本では普通~しないから、言っても無駄か」
となるのではなく、ある程度相手が納得できる理由であると思ったら、積極的に主張、交渉してみてくださいね。
それがチャンスになったり、自分の歩むスピードが上がることに繋がる可能性があると思いますよ、きっと。
ゆう
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