自粛中 に読んで良かった おすすめ 本 4選

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今回は、 自粛中 に読んで勉強になった、読んで良かったなと思った おすすめ 本 についてシェアしますね。

 

 

こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。

自粛期間も長くなって来ましたね。この期間中に勉強や読書に勤しんでる方も多いと思います。

私も現時点で自粛が2ヶ月半ほど続いていて、朝夕の散歩以外ほぼ家にいるので、勉強したり、ブログ書いたり、読書をしてました。

 

そこまで多くはないですが、この期間中に10冊ちょっと買って読んで、

これは、当たりだな!

と思った本がいくつかあったので、今回はその中でもビジネスマン一般に汎用的に役立ちそうなものをご紹介したいと思います。

 

ちなみに、私は紙本と電子書籍、両方読むのですが、

  • 自己啓発や読み物系の軽く読める本は電子書籍
  • テキストや勉強系の重めの本は紙本

という使い分けをしています。

電子書籍は、お散歩の途中等に気が向いたら公園でスマホのKindleで気軽に読めますし、机でメモしながら読む系は紙本の方が便利な気がしています。

 

自粛中 に読んで良かった おすすめ 本 4選

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非ITビジネスマンが最初に読むべきPythonの入門書

 

まず1冊目が、「Excel × Python 最速仕事術」という本です。

 

ビジネスマンの3種の神器と言われるものに

  • 会計、ファイナンス
  • 英語
  • IT、プログラミング

がありますが、この中でも特にプログラミングは多くの方がハードルの高さを感じてるのではないでしょうか。

普段の仕事でExcelは使うので、「とりあえずExcel VBAからプログラミングを始めてみよう!」という方も中にはいると思います。

私もいくつかのプログラミング言語に手を出しては挫折し、仕事で使うExcel VBAを勉強し始めてから少しづつできるようになりました。

 

ただ、現在はPythonという”ちゃんとした”プログラミング言語でExcelを簡単に操作できるようになっています。

”ちゃんとした”プログラミング言語と言ったのは、この本でも書かれてますが、Excel VBAはMicrosoft OfficeやIEを操作することは可能ですが、汎用的に使える言語ではないんですね。

一方、Pythonは、Web開発から機械学習まで広く使われているかなりホットなプログラミング言語です。

汎用的な言語であるPythonを普段仕事で使うExcelを使って学習していけるという点が、私としては評価してる大きなポイントです。

 

PythonやVSCode(プログラムを書くためのEditor)のインストール方法から実際にコーディングすれば動くプログラムコードの例文まで書かれてるので、初心者でも学びやすいと思います。

ちなみにおすすめの読み方としては、

  1. 理解することに重きを置いてまずはさらっと1周する
  2. 2周目から実際にプログラムを書いて理解を深める

という2ステップに分けることです。

理由は、最初から全てを実装して理解しようとしても時間がかかりすぎて、途中でバテてしまうと思うからです。この手の本を読むコツは、複数回読むことを前提にまずは軽く1周することです。

 

 

地理はビジネスマンにとって最高の教養

 

次にご紹介するのが、「経済は地理から学べ!」という本です。

 

正直、この本は最近 経済地理学に興味を持ったので、何気なくポチった本なのですが、期待以上に内容が濃く、最近読んだ本の中で間違いなくトップレベルの満足度です。

そもそも私たちが日常的に行なっている仕事や私生活含めあらゆる経済活動や政治、文化の発展などは全てこの地球上で起こっているわけでして、この地球の空間的特性(地形や気候、資源等の地理的特性)が私たちの営みに大きく影響を与えていることは言うまでもないですよね。

 

私は、地理というのはそれ自体を学問するというよりは、経済や文化、歴史などあらゆるテーマを考察するための空間的思考ツールだと思ってます。

この本では、

  • なぜ、トランプ大統領はTPPから離脱するのか?
  • 日本とロシアの「接近」を示す2つの資源とは?
  • 今後、中国経済が伸び悩む地理的背景とは?

のようなテーマを扱ってますが、地理の知識があると世界中で起きている経済や政治の問題の理由を考察できるようになるので、ビジネスマンにとって最高の教養だろうなと思います。

 

ちなみにおすすめの読み方としては、この本の中であらゆる国や地域、海峡などの名前が出てくるので、一つ一つグーグルマップで検索し、位置関係を把握しながら読むのが良いです。

ページ数自体は、250ページ程とそこまでボリュームは無さげですが、情報量が多いのと一つ一つ理解しながら読むとなるとかなり時間がかかる本ではあります。

ただ、「なるほど〜」と思うポイントが目白押しなので、とても勉強になります。

 

 

超エリートの行動の技術をインプット

 

3冊目にご紹介するのは、「外資系コンサルの知的生産術」という本です。

 

今2022年Intake目標でMBA行こうかとリサーチ中なのですが、同時にMBA後の進路をどうしようかということで、外資コンサルにも興味があったので、買って読んでみた本です。

いわゆる自己啓発系で玉石混交なジャンルなので、あまり期待せずに読み始めたのですが、良い意味で裏切られました。

 

外資コンサル系の人が書いた本って結構「思考法」みたいな内容が多いと思うのですが、この本では、

知的生産性というのは「思考の技術」そのものよりも、「情報をどう集めるのか」とか「集めた情報をどう処理するか」といった「行動の技術」、いわゆる「心得」によってこそ大きく左右されます

とあるように、「行動の技術」に重きが置かれているのがポイントです。

 

本の中では、「インプット」、「プロセッシング」、「アウトプット」と分けて説明していて、実際に各プロセスをどんな流れで、どんなことに注意しながら実行すると生産性が高いか、ということを具体的に説明してくれているので、とてもイメージしやすく、

自分は、普段こんな感じでやってるけど、確かにこうした方が良いかも

のように気づきを与えてくれます。

 

業界や年次に関係なく、生産的な仕事の仕方を学んだり、今までの自分の仕事の仕方と当てはめて気づきをもらえたりと、ビジネスマン一般に役立つ内容が多々盛り込まれていると思います。

 

 

ビジネスの共通用語、共通概念をインストール

 

最後にご紹介するのが、「ビジネスフレームワーク図鑑」という本です。

 

こちらもMBA関連で今のうちにフレームワークを一通りインプットしておこうと思って読み始めた本です。

私は、コンサル出身なのである程度フレームワークは知ってはいたのですが、この本で紹介されているフレームワークは70個とかなり多く紹介されているので、知らないものもたくさんありました。

 

フレームワークというのは、何かを考えたり、分析したりする際に一定の枠組み(フレームワーク)を設けることで、

  • 何を考えるべきなのか
  • 何を整理すべきなのか

等を明確にしてくれて、思考を加速させるためのツールです。

要は、思考するための「切り口」を提供してくれるわけですね。

 

例えば、「競合を調査しよう!」とした時にただ漠然と情報収集するのではなく、4P分析というフレームワークを使えば、

  • 製品
  • 価格
  • 流通
  • 販売促進

という切り口を提供してくれるので、具体的な情報収集や分析がしやすくなります。

このように知っていれば、あらゆる場面で思考を高速に深めてくれるものなので、業界や業種問わずあらゆるビジネスマンにとって役に立つ知識、スキルなのではないかなと思います。

 

この本では、70個のフレームワーク

  • 問題・課題の発見
  • 市場分析
  • 課題解決のためのアイディア出し
  • 戦略の立案
  • 業務の改善
  • 組織マネジメント
  • 他者へ伝える・共有する

という7つの状況に分けて、それぞれ紹介してくれています。

 

正直、思考のフレームワークなので、1周読んだだけで身につくものでもなくて、あらゆる折りに触れ繰り返し当てはめて思考する癖をつけるうちに身につくものなのかなと思います。

なので、私が考える使い方としては、一旦各フレームワークを軽くインプットしておいて(詳しく覚えてなくても存在は覚えてるくらい)、何かを考える必要が出た時にこの本に戻って、辞書的に使うのが良いかなと思います。

フレームワークもビジネスマンの教養としてはかなり有用だと思うので、導入書としておすすめできます。

 

 

まとめ

 

今回は、私が自粛中に読んでとても学びがあったと感じた本を4冊ご紹介しました。

復習すると、

の4冊です。

私は、気になったらすぐに買って読むので、特に自己啓発系の本では「失敗したな」と思って積読状態になる本も多々ありますが、今回ご紹介した本は、すでに上記で紹介したように多くのビジネスマンにとって役立つ内容が満載です。

 

ということで、本日は以上になるのですが、逆にもし

この本おすすめだよ!

というのがありましたら、ブログやTwitter(@ProgYuki)のコメントで教えてくださいね!

常に勉強になる面白い本を探してます。

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。

 

ゆう

 

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