今回は、 USCPA に合格するために 英語力 はどれくらい必要かについて考えてみたのでシェアしますね。
こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。
USCPAの存在を知り、興味を持った方で
「英語の試験とか難しそう、、」
「英語苦手なんだけど、USCPA合格できるのかな?」
「USCPA合格するのにどれくらいの英語力が必要なの?」
という方はかなり多いと思います。
挑戦する前にやめてしまう方は、英語が挑戦のハードルになっている場合がほとんどな気がしてます。
とは言え、USCPAを持っていればメリットも大きいので、現在英語が苦手なことを理由に熟考せず諦めちゃうのはもったいないですし、
むしろ今後より一層英語の必要性は高まるわけで、人生のどこかで解決しなきゃと考えている人も多いと思うので、今回は
- USCPAに求められる英語力がどの程度なのか
- 英語苦手をどのように克服していけるか
等について私が調べた内容や実際に体験してみて考えたことなどをシェアしたいと思います。
私自身は、USCPAに挑戦する時点では英語はかなり得意な状態でしたが、高校までは英語が苦手科目で、オーストラリア留学してからかなり苦労して習得してきたという背景があります。英語習得がどんな道なのかを知っているので、参考になる話もあるかと思います。
USCPA 合格に必要な 英語力 はどれくらい? 英語 苦手 を理由に諦めるのはもったいない話
USCPA に必要な 英語スキル はリーディングと少しライティング
まず、試験に求められる英語スキルですが、ペーパーテストなので
- リーディング
- ライティング(一部のみ)
の2つだけです。
ライティングに関しても
- FAR
- BEC
- AUD
- REG
と4科目ある中でBECの1科目のみ、しかも配点は2020年3月時点で15%しかありません。
つまり理論上は、ライティングを全く捨てても合格することはできます。
ある程度対策すれば、部分点を狙えるので捨てることはおすすめしませんが、USCPA試験において必要なのはほぼリーディング力のみというのは前提として覚えておいてください。
おそらく、まだUSCPAの試験について詳しくない方は、論述問題とかでライティングをたくさんさせられるんじゃないかと思ってる方も一定数いるのではないかと思ったので、一応必要な英語スキルを確認しました。
ということは、中高大とやってきた英語学習の延長線でしかないということですね。
英会話とか必要ないですしね。
英語力 は中学レベルでOK
必要な英語力ですが、端的に言うと
中学レベルの英語力があればOK
です。
とか言うと、
「中学レベルて、USCPAがそんな簡単なわけないやん!」
と思う人もいると思います。
その通りでして、USCPA合格までにはもっと成長する必要があるんですけど、学習開始時点では中学レベルの基礎があれば大丈夫です。
具体的に言うと、
知らない単語等を調べながら読めば、時間はかかるけど読める
くらいであればOKです。
中学3年生の英語のテキストとか読み返してみればわかると思いますが、中学卒業の時点で日常的に使う英語含めて既に結構カバーされてるんですよね。
たまに
「USCPA勉強する前に一旦TOEICの勉強してからに挑戦しよう!」
っていう方もいると思いますが、それは全く否定はしないのですが、私は
- USCPAは自分が準備できたタイミングで受験できる
- 英語は何かを勉強する手段として学ぶ方が伸びる
と考えているので、基礎がある程度できてるなら、学習しながら伸ばしていけば良いと思ってます。
ちなみに英語は言語なので、やれば誰でもできますが、会計は勉強していてつまらな過ぎると辛いと思うので、会計初学者の方は簿記2級を先に勉強してみることもおすすめしてます。
この点については、以前の記事で書いたので、必要に応じて参考にされてみてください。
逆に
「単語を知っていても読めません」
という方は、ちょっと厳しい戦いになると思うので、一旦英語の勉強から始めた方が良いかと思います。
私が調べた範囲ですと、TOEIC400点代で学習を始めて合格している方がいるようなので、目安にされると良いと思います。
ちなみに、私が英語を勉強するのに使っていた教材を少し紹介すると、
単語については、「TOEFLテスト英単語3800」という単語帳を使ってました。
TOEFL受験者には有名な教材かと思いますが、TOEFLを受験するかしないかに限らず、アカデミックな文章を読むのに必要な英単語をかなり網羅的に勉強できるのでおすすめです。
文法については、「Grammar in Use」を使ってました。
こちらもかなりベタですが、長年世界的にベストセラーになっている教材ですね。
私は、オーストラリアに留学して、まだ語学学校に通ってる時に使ってました。
初級(赤色)、中級(青色)、上級(緑色)にレベル別に分かれていて、全て英語を英語で学びます。
「英語を英語で勉強なんてムリ、、」
と思いがちですが、イラスト等がたくさん使われていて、とてもわかりやすいので、初心者でも初級から勉強していけば問題なく学習できると思います。
ちなみに私は、中級(青色)まで使いましたが、中級まで文法がわかっていればUSCPAを勉強するには十分だと思います。
USCPA出題問題の英語レベルをチェック!
「USCPAの問題を見てみたい!」
という方向けに、下記にAICPAの公式サイトを置いておいたので、Sample Testを見てみても良いと思います。
当然いきなり読んでも全くわからないと思いますし、英語ばかりで圧倒されてしまうかもしれないですが、あえて公式サイトを置いておきました。
Sample TestとかってUSCPA受験生でも受験後半になってから見る方が多いのではないでしょうか?
でも、
- これから何と戦おうとしているのか
- 実際の試験のレベル感
をある程度知るためにもできるだけ最初の方に一旦見てみると良いと思います。
勉強始めて数ヶ月後に
「あのときは全く意味わからなかったのに、今はある程度わかるぞ!」
と成長を感じることもできると思いますしね。
英語は習うより慣れろ
簿記は習うより慣れろ
とはよく言いますが、英語も同じだと思ってまして、
英語も習うより慣れろ
です。
これはプログラミングやスポーツでも同じだと思ってまして、スキル習得型の学習は単純な知識だけではなく、慣れと感覚的にわかるって言う状態が大事だと思います。
英語は、TOEICの勉強等で英語自体を学習する場合が多いと思いますが、ある程度基礎があるなら、何かを学ぶ手段として学んだ方が実践的な能力が身につくと考えてます。
実践的な能力というのは、
- 読むスピード
- 必要情報の取捨選択
- 文脈から知らない言葉を推測する力
等ですね。
USCPAの問題は初見だと読むのにとても時間がかかるし大変だと思いますが、問題にはパターンや出題傾向があるわけでして、慣れてくるとスラスラ読めるようになってきます。
また、問題文がある程度長文の場合は、選択肢から先に読んで、どんなことを聞かれるのかのイメージを持った上で問題文を読むとスムーズに読めます。ここらへんのテクニックは、予備校でも教えてもらえます。
USCPAの学習を通して、会計や法律、ビジネス知識を英語を手段として使って学習しながら、英語に慣れていくのは一石二鳥ですね。
USCPA の学習(インプット)は日本語でもできる
USCPAの試験は全て英語なので、USCPAを学習する上でも問題を解く時は英語で解くことになりますが、予備校によってはインプットは日本語で行うので、効率的に学習ができます。
私がUSCPA受験で利用していたアビタスは、独自で教材を作成しているのでインプットの学習は日本語でした。
テキストは基本的に日本語で、問題集は英語という感じです。
会計等の知識は、日本語で効率的に学習し、問題集を回転させて知識を定着するフェーズで英語で解きまくり慣れるという感じですね。
アビタスについての詳細は、以前レビュー記事を書きましたので、これから学習される方は参考にされてみてください。
まとめ
ということで、まとめますと
- 必要な英語スキルは、ほぼリーディング
- 学習開始時点で必要な英語力は、中学レベル
- 英語は、学習の手段として使った方が実践的に能力が身に付く
- USCPAのインプットは日本語でもできるので、効率的に学習できる
という感じになります。
英語力に自信がない場合は、受験するタイミングは気をつけると良いと思います。
というのも、USCPA試験で費用がかかる部分はほとんど受験料なので、USCPAの学習を英語学習の延長としても捉える場合はじっくり時間をかけて学びつつ、6割くらいの確率でいけそうだなと思ったくらいのタイミングで受験するのが良いかと思います。
USCPA関連の費用についても以前の記事で、公認会計士との比較で詳しく書いているので、ご参考にされてみてください。
USCPAの学習のコツについても詳しく書いているので、学習のイメージをつけたい場合は参考にされると良いかと思います。
それでは、本日は以上になります。
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ゆう
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