今回は、 正しい 目標 を持てば、 人生 を自分でコントロールできるけど、だいたい間違った目標設定をしてるっていうお話をシェアしますね。
こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。
「人生に目標がない、、」
「通勤が減って時間はできたけど、毎日だらだら過ごしてしまう、、」
って方も多いのではないでしょうか。
ニュースサイトの「しらべぇ」が行った調査では、かなり多くの方が人生に特に目標がないと回答しているようですね。
出展:絶対になくちゃダメ? 「人生に目標がない人」の意外な考え方とは – しらべぇ
ニュースサイトのアンケートは、サンプルをどう取ってるのかわからないので、母集団の特性をしっかり反映できてるのか疑問はあると思いますが、人生の目標が明確ではなくて、毎日を何となく過ごしてしまうっていう方も多いのかなと思います。
また、目標があったとしても、ありきたりな目標だったりして、達成するモチベが湧かないってこともあると思います。
人生に停滞感を感じてる時は、だいたい目標が明確にないか、自分の人生において重要でない目標を目標にしてしまっている時だと思うので、今回は目標や目標設定について考えてみたことをシェアしたいと思います。
“正しい” 目標 があれば、 人生 は自分でコントロールできる。
目標設定するためには、目的が大事
目的と目標って似た言葉で違いがあやふやになりがちですが、
目的は、人生の長期的な方向性
目標は、目的における短期中期的で具体的な成果指標
だと考えてます。
あとで目標の立て方についてもお話しようと思いますが、目的がある程度決まってないと目標を立てても意味なかったりするんですよね。
目的は、人生における長期的な方向性なので、価値観や考え方によって各自大きく異なる部分です。
目標は、その方向性における短期的な成果指標なので、各自異なる一貫した目的をある程度考えてから目標を定めないと、目標を達成するモチベーションも生まれないし、達成しても
「これ、自分の思ってたのとなんか違う、、、」
ってなりがちだと思います。
人生の目的が人によって違うなら目標も人によって違うはずだってことですね。
でも、
「とりあえず、目標立てなきゃ!」
ってあまり深く考えずに目標を立ててしまう場合、
- 世間一般に認められるような目標
- 親や友達が応援してくれるような目標
- 憧れてる人等がやってることを目標
等のように、自分軸ではなく、他人軸で目標を設定してることが多い気がしてます。
それで、自分の人生にカスタマイズされた目標というよりは、ありきたりな目標になりがちなのではないかと。
もちろん、目標がないよりはいいと思うのですが、
「目標がないです」っていう人も実はそれまでいくつか目標自体は設定しているはずで、でも
- 目標達成のモチベが湧かない
- 続かなくてやめちゃった
って流れで目標がないということなのではないかなと思います。
これは、繰り返しですが、自分の人生における方向性を考える前になんとなく目標を設定してしまっているから、目標達成する重要性を心から感じないし、それ故モチベが湧かないということだと思います。
バックキャスティング 思考法
思考法に
Back Casting:ありたい姿から逆算して今を考える思考法
Fore Casting:過去の積み上げから未来を考える思考法
というものがあるのですが、人生における目標設定は、Back Casting的に考えるのが良きだと思ってます。
一般的には、企業等も今までの実績(過去情報)から未来を予測し、目標を設定しますよね。
これは、Fore Casting的な考え方です。
でも、人の人生における目標設定においては、
- 最終的にはどういう状態でありたいのか
- どこでどんな風に仕事をし、生きていたら幸せなのか
という、ありたい姿、人生の方向性(目的)から逆算して、達成すべき目標や今やるべきことを考えるBack Casting的な思考法が大事だと思います。
人の人生に正解も不正解もないので、
- 一般的にはこうだからとか
- 今まではこうだったからとか
そういう他人軸や過去情報から自分の未来を考えるのではなく、自分自身の素直な感情や理想、ワクワク感、希望から未来を考えて、
そこに到達するために必要な部品を見つけて目標に設定し、コツコツやっていくのが正しい目標設定だと考えてます。
そうすれば、
「人生の正しい選択をしなきゃ」
っていう受動的マインドから、
「自分が選んだ選択を正しかったと証明していこう」
っていう能動的マインドにもなると思います。
人生の目標設定の仕方
目標設定において一番大事だと思うことは、すでに書きましたが、流れをステップで書くと
- 人生の方向性(目的)を考える
- ルートを徹底的にリサーチする
- 短期中期的な目標の優先順位、スケジュール感を決める
ってな感じになるかと思います。
目標が決まったら、あとはお金や時間等のリソースを確保して、実行、進捗管理っていう流れになります。
人生の方向性(目的)を考える
おそらく、目標設定する上で一番難しいポイントがこの
人生の方向性を考える
って部分だと思います。
私たちは、普段から大量の情報に触れて、洗脳されてるので、ありたい姿とか自分にとっての理想とかって外部情報から作られた結構ありきたりなものになっている可能性が高いです。
人生の方向性を考える上でのポイントは、
- いろんな経験をしてみる
- 感じたこと、心が動いたことを観察する
- 逃げずに自分と向き合う
の3つはあると思います。
3つに共通していることは、
自分に対する知識を増やす
ってことですね。
人間は、心の生き物なので、自分の本質的なところって、感動したり、嬉しかったり、辛かったり、違和感を持ったりっていう心が動いた瞬間を観察する中でしか見えてこないと思います。
心が動く瞬間を見つけるには、いろいろと経験してみる必要がありますね。
その中で、何が好きで、何が好きじゃないかも見えてきますし、向き不向きも見えてくると思います。
すべきことを探すというよりは、自分にとってする必要がないことを見つけるってイメージです。
よく、「やらないことを決めるのが、戦略」って言ったりもしますよね。
たくさんやらなきゃいけないことがあるとなかなか行動できないですが、やることが絞られていて明確であれば、行動もしやすいと思います。
3つ目で、逃げずに自分と向き合うとありますが、自分自身の課題の場合は、うまく行かなかったり、辛い時があっても、必ず人生において大事なヒントがあるので、逃げないで向き合ったほうがいいと考えてます。
逆に周りの人や環境によって辛い時は、自分の課題でない場合も多いので、逃げても全然OKです。
ちなみに人生の方向性は、一回で決まるものではないですし、人生を通してずーっと考え続けるテーマです。
一時点の点である目標と異なり、目的は長期的な線なので、ブレすぎず、一貫性があることが大事だと思います。
ルートを徹底的にリサーチする
人生の方向性が固まることはないと思いますが、ある程度定まったら、その方向にいくためのルートを徹底的にリサーチします。
つまり、どんな選択肢があるのかをリサーチですね。
ちなみに、
「年齢的に今さら、、、」
「勉強は苦手だし、、、」
とかっていう自らにかけてる制約は一旦取っ払って、ゼロベースで調べて、考えます。
気になったことを調べて、その中でわからない知識や言葉があったらさらにそれを調べて
っていう感じで芋ずる式で調べて行くと、興味を持った分野の全体像が見えてきます。
また、普段から気になった事はメモしておいて、空いた時間に調べると、いろんな選択肢を見つけることができますね。
ありたい姿に到達するために必要なルートは当然一つではないはずなので、いろんな人生のパターンを考えていきます。
短期中期的な目標の優先順位、スケジュール感を決める
いくつかの人生パターンを描いたら、その過程で必要な要素(目標)を時間軸に乗せてスケジュールを引いてみます。
具体的に未来をイメージしてみると、結構やりたいことが出てくるのがわかると思います。
ただ、全部を同時期にはできないので、優先度を決めて、各期間でやることは、1〜2個に絞ります。
いくつかの人生パターンから、一番ワクワクするものや相対的に簡単にできるものを選んで行動を開始すればOKです。
あえて難しい道を選ぶ方も結構いる気がするのですが、基本的には自分が楽にできることに自分の素質があったりするので、難しい方やレッドオーシャンに自ら飛び込む必要はないですね。
ここまでで、一通り目標設定はできると思うのですが、目標設定って結構時間がかかります。
安易に決めた目標は、自分の人生にとって重要なことじゃなかったりするので、モチベが湧かなかったり、続かなかったりするのですが、
ここまで調べて考え抜いて、未来をイメージした上で今すべきことが明確になっている目標は、モチベーションが続くし、自然と行動に移しやすくなると思います。
勉強等をしていて、短期的にモチベが下がる事は誰でもあると思いますが、長期的にモチベが湧かない場合は、開始段階で
なぜそれをするのか?
Whyが明確でない場合が多いんじゃないかなと思います。
続かない事は、やっても意味ないので始める段階で覚悟を決めるのが大事ですね。
目標は変わってもいい
続かない事は、やっても意味ない
って言いましたが、これはモチベーションを理由に続かない場合って意味です。
もし、やってみて、合理的にやめるべき、撤退すべきと判断した場合は、やめた方がいいと思います。
諦めない事と固執する事は違くて、諦めず継続する事は大事なのですが、結果が出てなく打開策や工夫がないのに今までかけた時間やお金(サンクコスト)が気になってやめられない状態は、固執なのでよくないです。
そもそも目標を立ててもほとんどは計画通りにうまくはいかないです。
私もいろいろ失敗して、その都度目標を考え直して、リカバリーショットを打ち続けてきました。
目的は、一貫している必要があるのですが、そこへたどり着くための要素である目標は、状況によって柔軟に変えるのはありだと考えてます。
やめるべきか、続けるべきか、ここらへん判断がとても難しいですよね。
一つの方法としては、始める段階で期限を設定しておいて、そこまでは絶対に続ける。
でも、期限を過ぎたら一旦ゼロベースで考え直すとすれば、諦めと固執の区別がある程度できると思います。
まとめ
ということで、今回の内容を簡単にまとめると
- 目的は、人生の長期的な方向性
- 目標は、目的における短期中期的で具体的な成果指標
- 自分の目的に沿った目標を設定しないと続かない
- 目的を時間をかけて明確にして、徹底的に選択肢を調べて、優先度とスケジュールを決める
- だいたいの目標を失敗するが、目標を変える事はあり
という感じになります。
目標を持つことは、必ずしもそれを達成することが最も大事なことではないと思います。
自分と向き合って、考えて、調べて、目標に向かって行動して、失敗もして、その中で試行錯誤や工夫をして、少しづつ成功体験も経験して、もっと頑張ろうと思ったりして、
失敗への上手な対処法を知ったり
人生を自らの意思でコントロールする感覚がつく
のが大事かなと思います。
人生を考えて、目標に向かって頑張っていく中で自分なりの生き方やスタイルができていくのだと思いますし、それが人間の人生における課題かなと思います。
それでは、本日は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
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ゆう
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