今回は、 20代 のうちに やるべきこと についてシェアしますね。
こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。
20代も半ばを過ぎてくると、
「今後の人生をどうしようか?今のままで良いのか?」
「他にもっと選択肢があるのではないか?」
「自分は人に何ができるのだろうか?」
等、いろいろと今後の人生について考えるのではないでしょうか。
20代半ば〜30歳前後ってキャリアでもプライベートでもいろんなイベントが盛り沢山で、意思決定に悩み、自分を見つめる時期ですよね。
- まだ若く、努力次第で方向転換もできる時期でしょうし、
- 独身なら自由度も高いので、身軽に新しいことに挑戦できますし、
- 安定も欲しい一方で、まだまだ自分の可能性を追求したい
と思う方も多いと思います。
実際、20代は人生においてかなり重要な時期のようで、
アメリカの臨床心理学者のメグ・ジェイさんによると
- 人生を決定する出来事の80%は35歳までに起こる
- 生涯賃金の伸びの2/3がキャリアの最初の10年で決まる
- 脳は20代で最後の成長を遂げる
とのことです。
参考:『人生は20代で決まる TEDの名スピーカーが贈る「仕事・結婚・将来設計」講義』
TEDでのメグ・ジェイさんのスピーチも面白いので、紹介しておきますね。
前置きが長くなっちゃいましたが、私も20代はいろいろと悩み、挑戦してきて、
- 会社辞めて公認会計士の勉強に専念したり、
- 個人事業主で起業してみたり、
- 海外転職して仕事してみたり、
- 今まで(20代で)3回ほど転職したり
挑戦しては、挫折したり、うまく行ったりしながら、結構めちゃくちゃな道ですが、
「20代のうちにやっておいて良かったな」
と思えることがいくつかあるので、今回はそれを深掘りしてシェアしたいと思います。
また、
「20代のうちにやらない方がいいな」
と思うことも考えてみたいと思います。
20代 のうちに やるべきこと 【人生は20代で決まる】
20代でやっておいて良かっこと
先に「20代でやっておいて良かったな」
と思うことの結論を挙げると、
- 勉強する習慣をつける
- 海外に出て、外国の人や文化、歴史、言語に触れる
- 転職を1回はしておく
- いろんな恋愛をたくさんする
になります。
どれも見たことがありそうな項目だとは思いますが、本当に大事だと思うので、自分なりの経験も踏まえて深掘って行きたいと思います。
勉強する習慣をつける
まず、「勉強する習慣をつける」のポイントとしては、
- 学習経験は蓄積する
- 人生100年時代を生きやすくなる
- 知識習得型とスキル習得型、両方の学び方を知っておく
- 社会人になると皆ほとんど勉強しなくなる
があるかなと思います。
学習経験は蓄積し、人生100年時代を生きやすくなる
今まで色々と勉強してきましたが、思うのは、
学習経験は蓄積する
ということです。
何か一つのことを計画して、戦略を考えて、試行錯誤しながら勉強をすると、その経験が次また何か新しいことを勉強する時にも活きてきます。
つまり、勉強って何かの知識やスキルを得るためにするものですが、「勉強する」という活動自体がスキルのようにだんだんと上手になっていきます。
確かにスポーツで言うところの身体能力と同じで、ポテンシャルには差があるとは思いますが、練習すれば上手くなっていくのと同じで、勉強もするほど上手になっていく。
今の時代は、知識社会ですし、インターネットや教材も豊富にあって、いくらでも知識を得られる時代なので、勉強するという習慣やスキルがある人とそうでない人では、大きな差になると思います。
また、人生100年時代とも言われますが、冷静に考えて10代20代で身につけた知識やスキルだけで、人生を豊に有利に生きれるわけはないと思うので、
基本的に「一生勉強」なわけですよね。
直近何か差し迫った勉強する理由がなかったとしても、常に目標は設定してコツコツ勉強する習慣はつけた方が人生トータルで見た時に豊かになると考えてます。
将来に対する不安とかも、未来の社会や自分がどうなるか想像できないから不安になるわけでして、全てを想像することは難しくても、知識やできることが増えれば、将来の不安とかも少しは解消していく気がしています。
ちなみに効率的な勉強方法については、以前の記事でも書いてますので、興味のある方は参考にされてみてください。↓
知識習得型とスキル習得型、両方の学び方を知っておく
勉強には、
- 知識習得型
- スキル習得型
の2つがあると考えていて、この2つは学びのアプローチが結構違うかなと思ってます。
例えば、英語学習で言えば、
TOEIC等の資格勉強は、知識習得型
英語での会話・コミュニケーションは、スキル習得型
という感じですね。
基本的に資格勉強は知識習得型で、プログラミングや楽器演奏、スポーツ、仕事実務とかはスキル習得型かなと思います。
勉強は得意だけど、仕事ができないというタイプの方がいると思いますが、これは知識習得型は得意だけどスキル習得型の学びは苦手ということなのだと思うので、どちらの学びのタイプも身につけた方が良いなと。
具体的な学びのアプローチの違いは、この記事では割愛しますが、何かを新しく学ぶ時は、どちらの学びのタイプなのかを意識したり、自分はどちらのタイプが得意なのを知っておくと良いと思います。
社会人になると皆ほとんど勉強しなくなる
社会人になって周りを見渡すと、日常的に勉強をしている人ってそんなに多くないと思います。
少し前の情報ですが、
- 社会人の7割弱は、日常的に勉強する習慣がない
- 社会人の1日あたりの平均勉強時間は、約6分
だそうです。
参考:『7割弱の社会人が「学ぶ習慣」がないという現実 – 東洋経済』、『平成28年社会生活基本調査の結果 – 総務省統計局』
ほとんどの人の勉強時間はゼロ時間で、3割くらいの人が勉強していて、全体で平均すると1日約6分ということになるみたいですね。
「みんな勉強してないから、自分もしなくていいや」
ではなく、
「みんなやってないなら、差別化のチャンス!」
ですね。
勉強する習慣がある人は、毎日少しでも目標に向かって歩むことができたり、進捗管理することができると思うので、それだけでもかなり大きな違いになると思います。
ここで言っている、勉強の中には読書も当然含まれるので、あまり肩に力を入れずに気になる分野の本を読むでも良いと思います。
ちなみに学習スタイルは、
- Auditory Learner(聞いて覚えるタイプ)
- Visual Learner(見たり読んで覚えるタイプ)
- Tactile Learner(身体で覚えるタイプ)
の3つがあって、人によって得意な学習スタイルも異なるので、自分の得意なスタイルが何かを知ることは大事だと思います。
私の場合は、活字を読むのが比較的遅いので勉強するにはやや不利ですが、耳で覚えるのが得意なので、動画で学んだり、人に質問したり、読書はAudible等にして、聞いて覚えたり理解する割合を増やしてます。
私と同じようにAuditory Learnerの方は、読書ならAudibleや動画教材ならUdemy等はおすすめです。
勉強は自分に合うやり方が分かり、努力しなくても自然と学習プロセスに入れる流れが作れると、無駄に気合を入れたり、モチベを維持しようとしなくても良いので、継続もしやすくなります。
海外に出て、外国の人や文化、歴史、言語に触れる
留学でも旅行でも良いので、20代のうちにできるだけ海外に出て、自分とは異なるものに触れる経験はした方が良いと考えてます。
私は、留学と仕事で5年ほど海外に住んでましたが、海外に出ることには数えきれないほどのメリットがあります。
たくさんあり過ぎるので、「人生を豊かにする」ためのメリットという点であげると
- 自分とは異なるものを受けて止める心ができる
- Argumentではなく、Discussionをするようになる
- あらゆるトラブルに対応する力、周りの人に助けてもらう力がつく
があるかなと思います。
ここで「人生を豊かにする」と言っているのは、語学等のスキルを身につけて、、というよりも、マインド・考え方的な意味です。
海外に限らず、国内にも自分とは考え方も価値観も異なる方はたくさんいますが、海外だと想像を超えるような違いにびっくりすることも多々あります。
- 仕事観や仕事の仕方だったり、
- 宗教に対する熱心度だったり、
- 人生観やライフスタイルだったり、
- 楽しみや悩んでることだったり、
異なることは、多々あるのですが、自分とは異なる物事や人に対して、
「そういう価値観もあるのか」
と受け止めるマインドや柔軟性があると、下手に敵や好きじゃない人を作ったりせず、他人を無闇に否定したりしなくなるので、人生は豊かになる(心が豊かになる)と思います。
無敵という言葉がありますが、これは自分が強いことではなく、敵がいないということですもんね。
受け止める心があれば、無敵に近づくと思います。
ちなみに、自分と異なるものを”受け止め”はしますが、必ずしも”受け入れる”必要はないとは思います。
相手を否定しない代わりに、自分が相手と異なる考え方や価値観だとしても否定される必要もないので、
「自分はこう思う」と自信を持って主張すれば良いです。
どちらかが完全に正しいということは、論理的に解決できるもの以外はないので、自分と異なる場合もリスペクトを持って、興味を持って、耳を傾けてみると視野が広がって、その方が楽しいと思います。
また、海外に出ると必ず何かしらのトラブルや課題が出てきますが、それを解決する過程で対応する力がついたり、周りの人に助けてもらったりする力もつきます。
結構、周りの人に助けてもらう力って大事だと思ってまして、一人で海外に行ったとしても、現地で知り合いや友達ができれば一人じゃないです。
私は、わからないことや困ったことがあったら、下手に自分一人で頑張ろうとせず、近くの人に聞いてみたりするようにしてます。
助けてもらったら感謝して、逆に日本で困っている人がいたら助けてあげようと思ってます。
人からの親切は、遠慮せずに受け取って、自分も親切を別の誰かにでも返していけば良いと思います。
以前、海外就職のメリットやデメリットについてレビュー記事や旅の途中にトラブルに遭った時の話を書いているので、興味がある方はこちらも参考にされてみてください。↓
転職を1回はしておく
20代のうちに1回は転職しておいた方が良いと思います。
理由は、
- 転職しないまま30歳を超えるとどんどんリスクを取れなくなる
- 転職活動の過程で自分の市場価値を意識するようになる
です。
1つ目は、ネガティブな理由で、2つ目がポジティブな理由です。
何でもそうですが、初めてやることは不安だし、抵抗感がありますよね。
20代のうちなら転職もしやすいですし、独身ならリスクも相対的に低いので、転職に踏み切りやすいですが、
30を超え、家族ができたりすると、どんどんリスクが取れなくなって、不満があってもずっと今の会社にいる、という選択をしやすくなると思います。
1回でも転職経験があると、「案外こんなもんか」と思えます。
また、転職活動をする過程で、他業界や業種を調べたり、エージェントと相談したりしながら、自分の転職市場での市場価値を意識することになります。
これがとても大事だと思ってまして、
「自分が得ている知識や経験は、社内でしか使えないものになってないか?」
「他の選択肢はないか?客観的に見て身につけるべき知識や経験は何か?」
等を考えるようになるので、調べて、目標設定して、具体的な行動に結びつきやすくなります。
先ほども書きましたが、社会人になると多くの方はほとんど勉強をしないので、仮に最初に就職したところが自分の第一志望でなかったとしても、業界や業種によっては資格勉強等をすることで、転職でリカバリーすることはいくらでもできます。
そして、ちゃんと計画して転職すれば多くの場合、今の会社でプロモーションするよりも早く、昇給することができるはずです。
ということで、今働いている会社がベストで天職であるなら関係ない話ですが、そうでないならば実際に転職するかどうかは置いておいても、転職活動はしてみるのが良いと思います。
ちなみに私は、公認会計士受験のために1社目を辞めましたが一度挫折して、その後個人事業主で起業したり、海外就職したりしつつ、USCPA(米国公認会計士)を取得して、監査法人に転職したので、今が4社目です。
ジョブホッパーと言われてもおかしくないルートで、計画的ではなく、その時々の直感と好奇心で決めていたので、こういうのはあまりおすすめしませんが、これだけ転職していると「まぁ人生どうにかなる」と思えてきます。
【参考】
いろんな恋愛をたくさんする
最後に20代でやるべきこととして挙げるのは、恋愛です!
人によるとは思いますが、30代半までに結婚するとすると、人生の中でまともに恋愛する期間って
高校生(16歳)くらい?〜結婚(35歳)までの約20年くらいですよね。
まぁいつまでも恋はして良いと思いますが、まともに恋愛できる期間って意外と短くて貴重だと思います。
旅は、年代ごとにできる旅が違うと言われたりしますが、恋愛も年代によって感性が変わるので、できる恋愛も変わると思います。
10代には10代の20代には20代の恋愛がある気がします。
私は、運よく試験勉強で引きこもっていた期間以外は、比較的多く恋愛している方だと思うのですが、
付き合う人によって趣味や好きなことが異なったりするので、相手の好きなことに興味を持って耳を傾けてると経験の幅が広がる気がします。
自分だけだったら観なかった映画、行かなかった場所、知らなかった趣味の世界とかですね。
また、普通だったら何も思わないことでも、深く付き合うとその人の嫌なところや好きなところが見つかったり、いろんな感情が見つかって、自分のことがだんだんわかってくるのも大事なことだと思います。
私の場合、恋愛感情よりも少し好奇心の方が強めなのですが、恋愛に正解も不正解もないので、それぞれの感覚でたくさん恋愛をして、傷付いたり、幸せを感じたりするのも20代でやっておいた方が良いことだと思います。
20代でやらない方が良いこと
20代のうちにやるべきことについてシェアしてきましたが、逆に20代でやらない方が良いことを考えてみます。
一旦、私の話をするのですが、今までいろいろと挑戦してみては、失敗したことも多くて、結構無駄な回り道もあるのですが、何一つ
「あれやらなければよかったな、、、」
ということは、ないんですよね。
もちろん、「あんなこと言わなければよかった、、、」のような細かいことはありますが、人生の意思決定でやらなければよかったってものがないです。
失敗や回り道があるのに、なぜそう思うのかというと、成功や失敗ってその解釈の期間を変えると変わるからだと思います。
短期的に見たら失敗に見えることでも、もう少し長期的に見ると
「あの失敗があったから、こういう展開になって、今に繋がってるんだな」
と解釈が変わるんですね。
つまり、過去の過程ではなく、常に今に満足しているかどうか次第ということになりますね。
ということわざがありますが、これと同じことだと思います。
成功や失敗って自分や他人の解釈の問題であって、そういう解釈の色を付けなければ、ただの経験です。
ということで、本当の失敗、やらない方が良いことは、
心に「やってみたいな」というきらりとした感情が湧いたのに、面倒だったり、不安だったりして、何もしないこと、経験しないこと
だと思います。
周りを見て、焦って何かをする必要は全くないと思いますが、
自分の心にきらりと好奇心、やる気の感情が湧いたら、すかさず徹底的に調べる癖をつけるのは大事だと思います。
面倒ささえ乗り越えて、調べることまでできれば、わかることが増えるので、次第に不安は薄れてきて、行動につながりやすくなります。
まとめ
ということで、今回は20代でやるべきことを考えてきましたが、まとめると
- 勉強する習慣をつける
- 海外に出て、外国の人や文化、歴史、言語に触れる
- 転職を1回はしておく
- いろんな恋愛をたくさんする
ということになります。
人生において重要なイベントが10代、20代、30代に集中していて、やるべきこと 、やりたいことが多すぎて大変ですね。
私は、欲張りなので全部バランスよくやろうとして、逆に全部中途半端になってるんじゃないか感もありますが、自分なりにワクワクできるように工夫して生きてます。
今回のお話は、あくまで私個人の考えですが、今20代半ば等で今後のキャリアやライフプランに悩んでいる方に少しでも「過去を振り返り、今を見つめ、未来を展望する」ための参考になっていたら幸いです。
最後に今後の人生を考える上で参考になった本とWebサイトを紹介しますね。
冒頭でも紹介しましたが、改めて。
20代の今の重要性を再認識して、今後の人生を考えたり、行動するきっかけになる本です。
また、私が20代半ばで、これからどうしようかなと考えてたときによく読んでいて、面白かったサイトが『TABI LABO』です。
結構薄い記事もありますが、考えさせられる言葉もいろいろと見つかると思うので、おすすめです。
それでは、本日は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
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ゆう
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