今回は、 USCPA 等の 資格 を取得すれば、 人生 逆転 できるのかについて考えたことをシェアしますね。
こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。
この記事を読まれている方は、何かしらの資格勉強をしていたり、これからしようと考えている方だと思うのですが、
資格勉強ってなぜするんですかね?
基本的に資格を取る理由としては
- キャリアアップ
- 趣味や自己研鑽
の2種類に大きく分けることができると思います。
私も勉強するのが好きで、資格って勉強した事が形に残って達成感あるし、結構いろんな資格取ってきましたが、人生逆転と言えるほどのインパクトのある資格ってかなり少数です。
人生逆転という言葉がビックワードなので、整理すると
- 今までの延長では歩めなかったキャリアのルートが開ける
- 学歴のハンデを突破できる
- 収入が大幅に伸びる
等でしょうか。
「②学歴のハンデを突破できる」については、以前の記事でも書いてるのですが、
私の場合、USCPAを取ったことで、「①今までの延長では歩めなかったキャリアのルートが開ける」という意味で人生逆転したと思います。
もともと個人事業主で起業してみて1年半くらい頑張ったけど思ったほど上手くいかなかったり、タイのバンコクで転職してみて働いてたところから、監査法人に来たわけなので、結構な変化です。
なので、先に結論を言うと
Q: 資格で人生逆転できるか?
A: Yes
です。
ただ、取得する資格や状況によって、結論は変わってくると思ってるので、今回はそこらへんを深掘りしていきたいと思います。
USCPA 等の資格 を取得すれば 人生 逆転 できるか?
ほとんどの 資格 は、自己満足にしかならない
TOEICや簿記、情報技術者試験とかって結構受ける方も多いと思います。
実際私も一通り受けて持ってます。
ただ、就職や転職する際にこれらの資格があると評価されたりはしますが、正直人生逆転できるほどのインパクトのある資格ではないと感じてます。
では、どういう資格が人生逆転するほどのインパクトをもたらすかというと
独占業務のある専門職資格
です!
つまり、資格が特定の業界や会社に入るためのパスポートになっているような資格ってことですね。
例えば、
- 司法試験
- 公認会計士
- 医師
- 薬剤師
- 司法書士
- 弁理士
- 税理士
のような試験です。
一見、どれもかなり難しそうな試験ばかりだと思いますが、誰でも取れるような資格を複数持っていても正直あまり意味なくて、難しい試験を突破して初めて見えるステージというのはあると思います。
数年ガチで頑張って資格を取ってしまえば、学歴とか経歴とかを乗り越えて逆転できる可能性が高いので、人生100年時代ってことを考えれば、その中の数パーセントを投資する価値はあるのではないかと思います。
上記の資格には含めてなかったですが、個人的にはUSCPAが難易度、リスク的に考えてもコスパが良いと思ってます。
この記事にもあるようにUSCPAは、日本においては独占業務はないのですが、監査法人へのパスポート的な資格になってますし、
上記の専門職資格は勉強に専念して3000時間とかかかるような試験ばかりですが、USCPAは働きながら取るのが一般的で、勉強時間も1500時間ほどなので、仕事中断によるデメリットとかもないですね。
USCPAを取る上では、簿記を勉強する意味も出てくるので、先に簿記を勉強するのも良いと思います。
もちろん、USCPAに関しては完全にポジショントークなので、ご自身の好みやキャリアの方向性によって変わると思いますが、重要なのは独占業務のある専門職資格でないと、なかなか人生逆転するほどのインパクトはないということです。
人生逆転 には外部要因も影響する
資格勉強を頑張るというのは、自分自身の問題なのでコントロールできることですが、資格を取った後に実際に自分の望む会社に入れるかは、外部要因も関わってくるので、完全にはコントロールできないですね。
例えば、今のところ監査法人は売り手市場のようですが、以前は日本の公認会計士に合格してもBig4の監査法人には入れないような時代もありました。
また、ある程度年齢制限があるのも事実です。
専門職の資格があっても専門的な職務を最初からできる人は普通いないですし、期待もされてないです。
なので、難しい資格を取れるだけのポテンシャルがある人に経験を積ませて育てるということになるので、若い人の方が良いということになってしまいますね。
もしくは、関連する業務経験があるかが見られるので、未経験では厳しいということになります。
私がUSCPAを取って転職活動をしてた時にエージェントから聞いた限りですと、会計未経験の場合は30代前半くらいが一つの目安になるとのことでした。
監査法人への転職について以前レビュー記事を書いてるので参考にされてみてください。
資格は、人生のリスクヘッジになる
独占業務のある専門職資格を取れば、人生逆転することもできるという話をしてきましたが、正直私が感じてる資格の価値は、
資格は、人生のリスクヘッジになる
という点です。
もちろん、価値観や考え方によって変わると思うんですがね、私は好奇心が旺盛な方でして、生きてる間にやりたいことはできるだけ全部やりたい派なんですね。
だから、これからガッツリ起業したり、海外で働いたり、世界一周の旅に出てみたりすると思うのですが、
専門職資格+ある程度の実務経験(3〜4年)
があれば、いろいろチャレンジした結果仮にうまく行かなかったとしても仕事に困るということはなくなるんじゃないかなと思ってます。
もちろん、専門から離れれば専門家としての実務力は落ちるとは思いますし、そもそも3〜4年の実務経験では専門家としても半人前レベルだと思います。
ただ、資格や経歴が客観的に評価できる信頼性になると思うので、チャレンジングに生きてもなんとかなるんじゃないかと。
その意味で資格はリスクヘッジになると思ってます。
つまり、私にとって専門職資格は、人生を逆転するための攻めの一手にもなるし、人生のリスクヘッジのための守りの一手にもなるものです。
まとめ
資格を取得して人生逆転できるかというテーマで書いてきましたが、まとめると
- 難易度の高い独占業務のある専門職資格であれば可能
- 経済状況などの外部要因にも影響は受けるので注意
- 資格は、人生のリスクヘッジにもなる
という感じになります。
正直、本当に能力が高い人たちは、資格なんて取る必要はないんですよね。
例えば、コンサルティングとかマーケティング、プログラミング、デザイン等の世界は、資格はあまり関係なく、スキルあってなんぼの実力主義でかなりシビアだと思います。
ただ、資格が必要とされるような専門職の場合は、資格があることで専門性を信頼性を持って明示できるわけですよね。
これは、私含め普通の人にとっては有効利用すべきかなり良い仕組みだと思います。
資格は、頭が良い人が取るものなのではなく、普通の人こそ取るべきものですね。
資格を有効利用して、人生をコントロールしてやりましょう!
それでは、本日は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
Twitter(@ProgYuki)でも情報発信しているので、もしこの記事が参考になっていたら、ぜひフォロー、いいね、RT等をよろしくお願いします!
ゆう
米国公認会計士(USCPA)関連記事まとめページに戻る↓