今回は、約1年半 タイ に 海外就職 してみて わかったこと や 海外就職 の メリット や デメリット についてお伝えしたいと思います。
こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。
本日は、
「海外就職に興味がある」
「海外就職のメリット、デメリットを知りたい」
「タイでの就職に興味がある」
という人向けに、タイ で 海外就職 してみてわかったことや 海外就職 での メリット 、 デメリット についてお話したいと思います。
私自身、2017年10月に渡タイして、約1年半ほどバンコクで仕事してますので、海外就職に興味がある方にとって参考になることもあるかと思います。
約1年半 タイ に 海外就職 してみて わかったこと メリット ・ デメリット【レビュー】
海外就職 をしようと思った きっかけ
まず、私がタイで海外就職をしようと思った経緯やどんな状況なのかをさらっと共有しますね。
私は、バンコクの事業会社でマーケティング関係やWeb関係の仕事をしています。
もともとフリーランスをしていたときにWebマーケティングを学んで、インターネットで集客をして英語講師をしていたことがあるので、その時のスキルを活かしている感じです。
ただ、最初からタイで海外就職しようと思っていたわけではなくて、東南アジアのどこかで働いてみたいなと思ってました。
共感されるかわからないのですが、私が学生の頃は何かに頑張っている人が冷笑されるような雰囲気があって、頑張らずにできるやつがすごい、みたいな空気感があって、なんか違うなと思ってました。
それで、成長が著しい東南アジア諸国に興味を持ったんですね。昨日よりも明日がより良くなる希望を持っている国の方がハングリーで熱気に溢れてるんじゃないかなと。そういう国にいた方が刺激的で、成長できるんじゃないかなと。
実際来てみると、思った通りのこともあれば、違うこともありましたが、そんな感じでいつか東南アジアに来てみたいというのがありました。
それで、最初は東南アジアでフリーランスをしてみようかと思ったのですが、フリーランスを続けながら海外就職すればいいのではないかと思って、そうすることにしました。
結局途中でUSCPAの学習をすることを決意して、時間を創る必要があったのでフリーランスは中断しましたが、海外就職して正解だと思っているので、この後メリットやデメリットをお話していきますね。
ちなみに英語ベースで仕事をすることを希望していたので、英語が公用語になっているシンガポールかマレーシアでの就職を考えていたのですが、マレーシアとタイの会社から内定が出た時点で、タイの会社の方は経営者との距離が近かったので成長できると思い、こちらに決めました。
というわけで、タイに来たこと自体は、単なる縁です。
結構行き当たりばったりな生き方をしてますね。
でも、その方が楽しいです。
タイに来てみてわかったことや感じたことは、以前記事で書いているので、タイがどんな国か興味がある方は下記の記事を参考にされてみてください↓
【参考】『タイ ・ バンコク に1年住んでみてわかったこと、思ったこと【レビュー】』
海外就職 の 難易度 は国や地域によって異なる
次に実際に海外就職をしてみて思ったことですが、一口に海外就職とは言っても、その難易度はどの国や地域に就職するのかによって大きく異なります。
以前の記事『海外就職 するために 必要 なこと【概要】』でも少しお話しましたが、海外就職の難易度の順位は以下のようになると考えてます。
※今回は、海外駐在ではなく、現地採用を前提にお話しています。
他のヨーロッパや南米等については、ちょっとわからないです。
基本的に
- ビザの取りやすさ
- 経済状況や政府の方針
- 日系企業や日本人が多いかどうか
などが海外就職の難易度のポイントになるかと思います。
アメリカは、仮に会社から内定をもらったとしてもビザが降りずに仕事できないってこともあるようですし、今の状況だと難しいですね。
また、以前の記事『USCPA ( 米国公認会計士 ) を取得して、 シンガポール 海外就職 にチャレンジしてみた【レビュー】』でもお話しましたが、
海外就職の難易度は、
- 現地の外資系企業(現地のローカル企業)
- 現地の日系企業
どちらに就職するかによっても異なります。
日本企業が多く進出しており、日本人も多いタイやシンガポールでは、現地採用を募集している日系企業も多いですし、就職しやすいです。
このような企業では、お客さんが現地の日本人であることも多く、英語や現地の言語が必須じゃない場合も多々あります。
逆に現地の外資系の企業になると、基本英語が高度に話せることは前提で、さらに専門性が必要なので日系企業に就職するよりはやはり難易度は高いと思います。
ということで、繰り返しになりますが、海外就職と言っても
- どの国や地域で働くか
- 外資系企業か日系企業か
によって難易度が異なり、
東南アジア地域の国々の日系企業であれば就職は難しくない
というのが私の結論です。
こういう国々で経験値や語学力を高めて、次にステップアップしていくのも一つのキャリアのルートとしてありだと思います。
働き方 が全然違う
次に働き方についてですが、これは
- 会社の文化
- 海外駐在 or 現地採用
- 職種
によっても異なると思いますが、基本的に日本で働くよりは残業が少なかったり、満員電車での消耗が無かったり、という違いはあるかと思います。
※バンコクも通勤時間の電車は結構満員になって消耗します。ですが、日本のように外からめっちゃ押し込まれることはないので、そこは助かります。
私は、バンコクでしか海外就職してないので、情報に偏りがある可能性がありますが、一般的に外国人(日本人以外)は定時になったらさっさと帰宅しますし、上司がまだ会社にいるから何となく会社にいる、みたいなことはないです。
そうなると日本人スタッフも必然的に残業は少なく、定時に帰りやすくなると思います。
こうやって私がブログの記事を書けたり、仕事しながらUSCPAに合格できたのも、残業がまったくなかったからですね。
もちろん、忙しい時期などは、スポットで残業があったりはすると思いますが、日本で働いてた時よりは働きやすい環境だと思いますよ。
海外就職 の メリット
海外就職のメリットは、人によって意見が異なる部分だとは思いますが、私は大きく2つあるかなと思います。
- 異なる文化や働き方に触れて視野が広がる
- どこでも生きていける自信がつく
という2点ですね。
海外就職して、身につけられるスキルや言語能力は各人の努力や意識に依存するので、何とも言えないですが、この2点はすべての人が共通して得られるところではないかと思います。
日本で新卒で就職して、転職すらしたことないと、その会社を辞めたらもう終わりなんじゃないかと思ってしまうくらい視野が狭かったり、ましてや海外就職なんて発想すらなかったりすると思います。
逆に視野が十分広かったら、ブラック企業で働き続けたり、鬱になるまで無理して仕事はしないはずですしね。
もしかしたら、視野の広さが原因ではなく、プライド等が原因で頑張り過ぎている場合もあるとは思いますが。
ただ、海外で仕事していると、当然周りの外国人の働き方や仕事に対する価値観を垣間見ることになります。
そうすると
「日本の働き方や価値観も世界に無数に存在する働き方や価値観の一つにすぎたいのだな」
と考えることもできるようになると思います。
どのやり方や価値観が優れているとか劣っているとかではなく、ただそこには違いがあって、何を選ぶかは本来自分自身の好みや生き方によって選択できるはずですよね。
海外で働いてみると、その選択肢が増えるのかなと思います。
「こういう生き方もあるんだな」
「周りの人と比べて人生の選択をするのではなく、無数にある選択肢の中から自分に合うものを見つけて、選択しよう」
って思えるのではないかと思います。
また、海外で生活する中で、行動力やサバイバル力みたいな力が自然と向上すると思ってまして、この力がついて来るとどこに行っても、未来がどう変わっても生きていけるという自信になると思います。
この力を別の言葉で言うと、問題解決能力になるかと思います。
海外で生活していると良くも悪くも予想外のことが起きたりしますし、知らないことも多いので、周りの人に助けを求めながら、解決していく必要が出てくるので、その中で問題解決力が向上します。
ここらへんのメリットは、留学をするメリットと重複するところでもあります。留学するメリットについては、以前の記事で書いてますので、今後留学を考えていて、興味がある方はこちらも参考にされてみてください↓
【参考】『海外留学経験者が思う、すべての人が 海外留学 すべき3つの 理由』
海外就職 の デメリット
最後に海外就職のデメリットについてですが、これは私が身を持って経験したことではなく、あくまで聞いた話です。
それは、
海外で現地採用で仕事をしても、キャリアとして評価されない
というものです。
海外でステップアップして仕事していく分には問題ないかと思いますが、仮に海外就職した後に日本に帰国して転職するといった場合、海外就職での経験が大して評価されないとのことです。
特に日系会社の場合、海外の現地採用で仕事をしていた人よりは、日本で長く働いている人の方が採用しやすいようです。
日系の特に大企業はコンサバ(保守的)ですから、海外現地採用で働いてた人とか周りにいないと、人事もどう評価していいかよくわからないってところもあると思います。
とは言え、時代は変わり続けてますし、グローバル人材育成とか言っている時代ですから、海外経験があって言語も堪能ならニーズは必ずあると私は思ってます。
ですので、私的には海外就職をするデメリットってほぼないと考えてますが、日本の大企業で長く働いて、年功序列で昇進しいくみたいな出世コースから外れることにはなるので、従来の価値観、キャリア観をお持ちの方からしたらリスクないしデメリットにはなるかと思います。
ただ、大企業でもいつリストラするかわからないですし、実際メガバンががんがんリストラしている世の中ですから、上記のようなキャリア観を持って仕事をしていくのも限界があるとは思います。
私個人的には、会社で働く以上その会社やクライアントの利益のために働くのは当然ですが、時代がどうなっても生きていけるように個人の知識、スキル、経験を蓄積していく方が、会社の昇進システムにしがみつくよりも圧倒的に重要だと考えてます。
なので、海外就職は自身の戦闘力を上げる一つの選択肢だと思います。
まとめ
ということで、約1年半 タイ に 海外就職 してみてわかったこと メリット ・ デメリットをまとめると
・海外就職の難易度は、国や地域によって異なる。東南アジア地域の国々の日系企業であれば就職は難しくない
・東南アジア等で海外就職をして経験値や語学力を高めて、次にステップアップしていくのも一つのキャリアのルートとしてあり
・働き方が異なる。職種などにもよるが基本残業は少ない
・異なる文化や働き方に触れてキャリア観や人生観の視野が広がる。どこでも生きていける自信がつく
・将来、日本に帰国して転職する場合、海外での経験はキャリアとして評価されにくい可能性がある
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
他にもっと詳しく聞きたいこと、質問などがありましたら
コメントかツイッター(@ProgYuki) からご質問くださいね。
ゆう