今回は、 タイ ・ バンコク に1年住んでみてわかったこと、思ったことについてレビュー したいと思います。
こんにちは、ゆう(@ProgYuki)です。
「タイ・バンコクに興味がある! 」
「バンコクに住んだことある人の話を聞いてみたい!」
「タイに海外就職したい!」
本日は、そういう方向けにバンコクに1年住んでみてわかったことや思ったことをお伝えしようと思います。
私は、現在バンコクにおりまして、約1年4か月こちらで仕事していますので、ご参考になるかと思います。
タイ ・ バンコク に1年住んでみてわかったこと、思ったこと【レビュー】
バンコク は日本と生活のクオリティは変わらない
タイのバンコクと言うと発展途上国で自然豊かなイメージがある人も多いのではないでしょうか。
私もバンコクに来るまでは、ジャングルなイメージでしたし、「Wifiとかちゃんとつながるのかな」と心配したりしてました。
実際は、オフィス街には高層ビルが建ち並び、日本食レストランや日本の製品が買えるスーパーやショップもあり、スタバなどの身近なカフェもたくさんあります。
(※個人撮影 マリオットホテルのスカイトップバーから)
Wifiも普通に高速ですし、動画を見ていても止まったりしないです。でも価格は激安で、携帯のSIMと家のWifiを合わせて月900バーツ(3000円弱)くらいです。
私の場合、
BTS(電車)で通勤→仕事→ランチ(タイ料理Or日本料理)→仕事→コンビニでお弁当買う→BTSでお家に帰る休日は、
近くのカフェで朝食+お勉強→ランチ(日本食)→お出かけ
みたいな感じで、日本にいたときと基本同じように生活してます。慣れただけなのかもしれませんが、 特に不便だなとかっていう感覚はないです。
バンコクは観光地が凝縮されている
生活は普通に日本と同じようにできるのですが、やはり「東南アジアって感じだな」みたいな場所やお寺や歴史的建造物などの観光地もたくさんあり、しかもそれが近場にあるので日帰りでふらっと行けるのは魅力だなと思います。
私が「東南アジアって感じだな」って思うのがやっぱりローカルの市場や水上マーケットなどでして、いろんなものが売られていて、人が絶えず行きかっていて、独特なにおいや熱気を感じます。
「みんな今日を今を生きてるんだな~」って思わされる感覚。
もちろん生活が豊かでない人もいるわけで、私が想像できないくらい大変なこともあると思うんですけど、一所懸命生きていて、今日よりも明日、明日より明後日がより良くなるという希望を持って生きている人も多いのかなと勝手に思ってます。
そういう感覚って、きっと日本もバブルの時代を生きていた人たちはもっていたのかもしれないですけど、失われた20年とか言われる時代にもろに青春時代を過ごしていた所謂ゆとり世代の私にとっては大変刺激的でして、いろいろ考えさせられます。
(※個人撮影 チャイナタウン近くの市場)
有名な観光スポットのワット・ポーやワット・プラケオ、ワット・アルンなどは、バンコク中心地から40分くらいあれば行けますし、旧首都のアユタヤにもモーチット駅のバスターミナルからバンで2時間半くらいで手軽に行けます。
(※個人撮影 アユタヤの仏様の像)
少し息抜きしたいときに近場でプチ一人旅できるのは、旅好きにとってはありがたいです。
近隣諸国に安く簡単に旅ができる
バンコク市内の散策もいいですが、タイは地理的に東南アジアの中心らへんに位置しているので、近隣諸国へのアクセスもとても良く、旅がし易いです。
例えば、お隣のカンボジア・シュムリアップまで1時間ちょっとで行けますし、マレーシア・クアラルンプールまで2時間ちょっとくらいです。
しかも今はLCC便とかも多く、片道数千円で行けたりします。
もう旅好きには、たまらない立地です!
私は、年末年始やソンクラン(タイのお正月で4月ごろ)などの連休が4日以上あるときは必ず周辺国かタイ国内の他の都市などに一人旅しています!
そのうち、一人旅で訪れた国についても記事にして行きますね。
物価が安く、生活しやすい
タイは、物価が安いことは知っている方も多いと思います。
ただ、値段はタイの会社なのか、海外から進出してきた会社なのかでかなり異なります。
スタバやマックですと日本で買うのとほとんど変わらない値段しますし、日本食レストランですとむしろ日本で食べるよりも高かったりします。
例えば、カフェラテ1杯約120バーツ(380円くらい)、日本食1食約180バーツ(600円くらい)
※お店とメニューにもよる
タイのローカルのカフェやレストラン(屋台ではなく日本で見るような通常のお店)ですと半分以下の値段だったりします。
例えば、カフェラテ1杯約65バーツ(200円くらい)、タイ料理1食65バーツ(200円くらい)
※もっと安いところも高いところもある
私の場合は、カフェはだいたいローカルを使っていて、レストランはローカルのタイ料理と日本食料理が半々くらいです。
個人的に一番費用が抑えられていると感じるのが家賃でして、私が住んでいるコンドミニアムは、中心地からBTS(電車)で20分くらい離れるのですが、ジム・プール付きで月10000バーツ(34000円くらい)です。
(※個人撮影 ジム・プール付き月10000バーツのコンドミニアム)
もちろん場所にもよるのですが、バンコクの賃貸物件はクオリティに対する費用が安いので、かなりコスパはいいと思います。
ちなみに私の場合ですが、一人旅の費用を除いて、生活費だけで計算すると毎月普通に暮らして90000円弱くらいです。
給与は多少下がったが、可処分所得は上がった
物価が安いということは、当然給与も安くなるのではと思う人もいると思います。
答えとしては、基本的にYESになると思うのですが、物価の安さによって費用が抑えられる幅に比べると給与が減る幅は少ないです。
どういうことかと言うと、
日本で働いてたときよりも給与は少し減ったけど、それ以上に物価が低く、生活費がかからないので、可処分所得は増えた!ということですね。
私の場合ですが、毎月手元に12~13万くらいは残ってます。
タイ政府としてもタイ人の雇用を守りたいわけでして、「日本人のような外国人を雇うということは、それ相応の対価を払ってでも雇いたいくらいの人材なんだよね?」っていう感じで最低賃金が決まってまして、その最低賃金だけでもタイ人の平均賃金の3倍くらいはあります。
ちなみにタイ人の平均賃金は、15000~20000バーツ(50000円から65000円くらい)ほどで、日本人の最低賃金は、50000バーツ(17万円くらい)ほどです。これはあくまで最低なので、普通にオフィスワークであれば社会人数年でも60000~70000バーツ(20万円~23万円くらい)ほどにはなるかと思います。
タイで仕事し始めてから、実感をもって認識したことなのですが、
お金というのは、名目値で評価しても意味がない。実質値(購買力)で評価すべきである。
という当たり前なのですが、しっかり理解してなかったことが理解できました。
どういうことかと言うと、
例えば、私たちはお給与に関して年収1000万がどうとか、月収100万がどうとかって言ったりしますよね。
でもこの数値ってあくまで日本でその額を稼いで、消費することを前提としたときの話であって、消費する場所が異なれば(物価が異なれば)その金額が多いのか少ないのかは変わってきますよね。
バンコクで年収1000万だったら、物価が低いのでかなり裕福になるでしょうし、一方でシリコンバレーで年収1000万なら物価が高すぎて、それじゃ足りないってなりますよね。
つまり、その金額自体の大きさ(名目値)には何の意味もなくて、その金額で何を買い消費することができるのかという購買力(実質値)に意味があるということですね。
私は、給与の名目値は下がったけど、実質値は上がったと言った感じですね。
当たり前のことだけど、日本もしくは物価が近い先進国だけで生活しているとはっきりと認識できませんが、バンコクに来てわかったことでした。
ということで、
他にも困ったことなどまだあるのですが、長くなってきたので続きはまたおいおい書いていきますね。
ひとまず、まとめ
タイ・バンコクに1年住んでみてわかったこと、思ったこと【レビュー】は以下の通り
- バンコクは日本と生活のクオリティは変わらない
- バンコクは観光地が凝縮されている
- 近隣諸国に安く簡単に旅ができる
- 物価が安く、生活しやすい
- 給与は多少下がったが、可処分所得は上がった
↓バンコクで1年半 海外就職 してみてわかったメリット・デメリットについても別で記事を書きましたので、興味のある方は参考にされてみてください。
『約1年半 タイ に 海外就職 してみて わかったこと メリット ・ デメリット【レビュー】』
本日は、以上になります。
他にもっと詳しく聞きたいこと、質問などがありましたら、
コメントかツイッターからご質問くださいね。
ゆう